私の通勤時に、自転車で好きな音楽を聞いてその日の気分をあげています。
あなたも、自転車に乗りながら音楽を聞いたり・ラジオやYouTubeを音声だけで楽しんだりしていませんか?
これ意外と危険な行為かもしれませんよ!
私は、先日いつものようにイヤホンをつけて自転車を運転していたら、警察官に呼び止められて「自転車レッドカード」なるものを切られました。
当初は赤い紙が見えたので、イヤホンで赤切符?!厳しすぎないか??
と絶句しましたが、この自転車レッドカードなるものは赤切符とはまた別物のようです。
今回の出来事を期に、自分の自転車運転の意識が変わったので注意喚起も込めて記事にまとめました。
自転車レッドカード自体に罰則はありませんが、誰でも簡単に運転できる自転車は時として人の命を脅かす凶器にもなり得ることを一人一人が考える必要があります
【自転車 赤切符】切られたらどうなる?実際に切られた私の体験。【自転車レッドカード】
とある日、自転車を運転しながら大好き音楽をイヤホンで聴いていた時のことです。
ちょっと止まってください。
えっなになに??!
イヤホンを装着しての自転車の運転は危険なので、止めさせて頂きました。
そして警察官が徐に取り出したのは、何やら赤い紙切れ・・・。
もしや、赤切符??!!
赤切符
「交通切符」のうち、反則金納付書ではない、直接裁判手続きに入る告知票のこと。納付書が青い紙であるのに対し、赤い紙なのでこの名がある。詳細は交通反則通告制度#交通反則切符を参照。
引用元:https://ja.wikipedia.org/
え!自転車で赤切符切られるのー??
裁判所?前科つく?
訳も分からず、心臓はバクバク!頭の中は真っ白です。
その後、警察官の方から色々と説明を受けて分かったのですが、
私が頂戴したものは、赤切符ではなく自転車レッドカードというものでした。
自転車レッドカードとは
軽微な道交法違反に対して注意喚起の為に配布されているカードのようです。
3年以内に2回摘発されると「自転車運転者講習」が命じられ、従わなかった場合には5万円以下の罰金となります。
いきなり裁判所?!とびっくりしたので、少し安心しましたが、自分が危険な運転行為をしていたことは反省しなければなりません。
『自分は大丈夫』
その過信が自分の命は勿論のこと、誰かの大切な人の命を奪ったり、自分の家族を悲しませることになるかもしれません。
私も自転車の運転を正直、軽視していたところがあるので「安全運転」の意識をする良いキッカケになったと感じています。
自転車レッドカードをもらうとどうなるの?
この自転車レッドカードは、特に罰則や前科がつくといったことは無いようです。
私は、氏名と年齢、大まかな住所を聞かれ自転車の防犯登録を確認されて終わりました。
特に身分証の提示を要求されるといったこともなかったです。
警察官の方からも、レッドカードの内容を確認したら捨てて構わないと言っていました。
ただ、余りにも危険な行為や対応が悪かったりすると、本当の赤切符を切られることもあるようなので注意が必要です
自転車レッドカードに該当する行為は?
実際に頂いた自転車レッドカードには下記のことが書いてありました。
- 飲酒運転
- 信号無視
- 一時不停止
- 右側通行
- 歩道通行
- 無灯火
- 二人乗り
- 傘差し運転
- 携帯電話使用等
- 片手運転
- ヘットホン使用等
- 歩行者に危険を及ぼす違反
- その他
意識的に無灯火や傘し運転を気をつけている方も多いと思いますが、自転車での一時不停止や歩道走行、右側通行など意識的に行っていない方の方が大半では無いでしょうか?
自転車も軽車両です。
車を運転する時と同じ意識でハンドルを握らないといけませんね。
罰則がないのなら、自転車は該当行為を守る必要ある?ない?
罰則がないからと言って、自転車が自転車レッドカードの該当行為を守らなくてもいいわけではありません。
レットカードにはこう記載もありました。
自転車も事故を起こせば刑事上・民法上の責任を問われます。
警視庁の統計によると近年、自動車の事故は減少傾向にあるものの自転車の事故は微増しているようです。
2019年の統計によると、自転車の事故は8060件起きています。その内死亡事故は450件です。
いつ自分が加害者や被害者になってもおかしくない数値だと思います。
また、自転車事故による高額賠償の判例も多くあります。
死亡事故が増えていること、そしてその判例はかなり高額なものが伺えます。
自転車保険の義務化が進んでいます
なお、2020年の4月から東京とを始め全国の自治体で自転車保険の加入が義務化されています。
この流れは、今後全国の自治体に波及する見通しです。
まとめ
自転車でも車と同じく安全運転を心がけることが一番です。
自転車は、免許制度もなく誰でも簡単に乗ることができる便利な乗り物ですが、だからこそ皆で安全を心がけなくてはならないと痛感しました。
いつ自分が加害者や被害者になるかは誰にもわかりません。
今後は自転車保険の加入が義務化され、自転車で事故を起こした時の罰則も厳罰化されていきます。
万が一に備えて、自転車保険には加入するようにしたいものです。
最近では、自転車事故での賠償金が1億円などの高額判例も出ているので、月々200円前後でリスクを回避できるなら
自分の為、家族の為、相手の為にも自転車保険は必須と言えます。
皆が安心して道路を利用できるように、1人1人が安全運転を心がける必要があると同時に、自転車の運転マナーを各自治体でも法整備を進めて、ルール作りが必要なのかも知れないと考えさせられた一件でした。
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